230404tue

25℃ 晴
25時ごろ目覚め、6時ごろ目覚め。9時半目覚め。

何度も覚醒を拒む。12時過ぎに起床し、ミューズリーに苺ジャム、りんごとカフェオレを摂る。15時間くらい寝たのか?
13時ごろ。T邸の冷蔵庫にあったラーマ(有塩マーガリン、今年3月に終売した模様)の賞味期限が2023年7月と記載されていた。おそらくは2022年あたりに作られたものだろう。そのラーマを使い、卵黄とアーモンドプードルと諸々で厚焼きクッキーを作った。できたものは香ばしくサクサクと歯触りも良く美味しい。3日くらいに分けて食べようと思う。材料をきっちり計量し、時間を守れば大概うまくいくので自分は製菓が好きだった。一人暮らしを始めてからも、よく菓子を作った。それが良くない結果に至ることを理解するまでは、挨拶のようにして大学の知人たちやバイト先の同僚に作った菓子を配った。その頃はまだ若く、分別がなかったのだ。


フリオ・リャマサーレス『黄色い雨』の短編「遮断機のない踏切」「不滅の小説」を読んだ。

働いていた頃は休むことをむしろ恐れていて、働いている今こそがプライベートとパブリックとのバランスが取れた穏やかな隠居生活であると実感していた、自分は働くことが好きだった……ことをふと思い出した。

16時ごろ。家を出て右に3回曲がる。行き交う車通りの激しい車道沿いに歩いて、しばらくして川を超えたあたりで右に曲がる。こじんまりとした図書館に着く。1階は円形でテーブルと椅子が並べられており市民の作業スペースになっていた。2階に書架があった。2階にて文庫本コーナーを探し、プルースト失われた時を求めて1 スワン家の方へ(第1篇)(光文社古典新訳文庫』を見つけ、読書スペースの椅子に腰掛けて読み始めた。130ページほど読んだところで本を元に戻した。1階に降りた階段のすぐ隣にリサイクル本の棚があり、覗いてみたところ津島佑子『あまりに野蛮な 上』を見つけた。少し迷ったが持ち帰って読むことにした。津島佑子は『光の領分』を17歳の頃に読んだきり。
18時ごろ昨日の残りのカレーライスにチーズを乗せて食べる。
持ってきた津島佑子『あまりに野蛮な 上』を読む。海の描写が幻想的だ。主人公ミーチャが明彦に読むよう課されたルソー『エミール』に取り組もうと苦心するも、理解できず頭痛に苦しむくだりがあまりにいたたまれない。教育には順序が大事だ。

チョコザップに出かけようかともだもだしているうちに面倒になってしまい、そのまま眠りに落ちた。24時ごろ。