240411thur

19℃ 晴

起きると8時半。寝坊した!

しかし遅刻したところでこの時間はワンオペであり職場には自分の他に誰もおらず、報告しなくともバレない。が、さすがにそれはお金を貰ってる身としてあかんと思い、在宅の先輩に報告。その先輩も先日から子供の発熱で作業着手が遅れる見込み。

始業5分遅れで現場に到着。もちろん誰もいないし、仕事もあまりない。朝ならOKということでメロンパンをコンビニで買って食べる。

日米同盟強化、円安の報道。習近平が台湾前総統と対談。最近は出社した日だけでもPCに報道の要点をまとめることにしている。

徐々に人が増えるが静かな職場である。相変わらずアホが有能な大人気取りで忙しぶってふんぞりかえっている。アホのクソキノコである(サン=テグジュペリ星の王子さま』参照)。仕事があるなら回せと口にする真っ当な周囲の人間を小馬鹿にし機会を取り上げ、からかって仕事を与えないでおく手口なのだ。マジクソくだらない。お前は一生誰からも愛されない。

『大事なことで忙しい! 私は有能な人間だから!』そうしてふんぞり返ってた。でもそんなのは人間じゃない。キノコだ!

 

やる気がないので内職に着手する。ラテン語の第4変化名詞の活用を書き取りセネカ『倫理書簡集』から例文。ITパスポートのマネジメント系の過去問に取り組む。

昼は弁当。晩にこさえた、糸蒟蒻とかぼちゃと鶏の煮付け、ピーマンと玉ねぎの豆板醤炒め、そしてインスタント味噌汁、バナナと蒟蒻畑と麦飯。食堂の窓から、乱立する高層ビル群とビル屋上で植物の世話をする人が見える。

午後16時あたりからにわかに忙しくなり、当日〆のボリュームのある仕事が舞い込む。珍しく30分の残業。普段かっちり定時上がりなので、残業は一ヵ月ぶりくらいだと思われる。

帰りに途中駅のスーパーで買い叩かれていた赤葡萄、ゴールデンキウイ、半分の小玉メロン、それから苺を買う。全部で900円ほど。小市民である自分が理想とするのは、果物と花がある暮らしだ。そういえばアトリエのスイートピーがぐったりしている。そろそろ一輪、花屋で何か買いたい。

チョコザップで30分ワークアウトをこなす。20時ごろだったか。

帰宅して作り置きの惣菜3種、麦飯、ミニトマト、納豆、インスタントスープの夕餉を食べる。昨日の日記を書いてブログを投稿する。8時間労働後にこれだけ書ければ十分だろう!しかし福永武彦はえらいテキトーな感想になっちゃったな。タイトルの「樹」の繰り返されるイメージがむしろ重要なのに、そのへん鑑みることなく暗いヨと書き殴ってしまった。でも別にこれはこれで、他に読みたい本があるからいいやと思った。

 

今日一日を過ごしながら疑問に思っていたのは、シンボルとメタファー概念の対比である。

ある定まった表現体系から常に逸脱しつつ新たな可能性を探ろうとする「メタファー(隠喩)」、逆にそうした体系そのものをいくつかの根源的なイメージに集中させていこうとする「シンボル(象徴)」。

東京国立近代美術館HP 「メタファーとシンボル:現代美術への視点」1984〜85年 )

 

ああ、あとそれから、川村記念で見たカール・アンドレ展と佐倉市美「さくらと花と」の感想について0330付記事を、早く書き添えて更新しなくては。

ひとまず今日はここまで。